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???なコトバ 出口戦略ってナニよ? [マジメなハナシ]

え~先ほどタミフルを処方されてきました。
ですので、ちょっとアタマを使うことが書けないので、ちょっと小話でも。

よく「出口戦略」ってコトバを使う人がいます。しかしこのコトバはワタシは使いません。
【出店計画】 その5 で書いた通り、戦略ってのはあくまで目的または目標、ゴールであって
事業から撤退する道筋を描くものではありません。

正確に言えば「撤退基準」とか「撤退条件」という方が適切に思えます。

商品にせよお店にせよ、導入期、育成期、浸透期、衰退期ってのはあり、
その衰退期の「どの段階で手を引くか」ってのがポイントなのでは?
って考えると出口に戦略なんてないんですよ。

強いて言えばリスク予測と、やっぱり撤退基準ですかねー。

あ、そうそう、世の中に何か新しい価値をもった商品やお店を出すと、

最初に飛びつく物好き=イノベーター
次にウワサを聞いてやってくる=アーリーアダプター
メディア等で取り上げられてやってくる=マジョリティ
世の中に認められてからくる=フォロワー

ってお客さんを分類する、ってハナシもあります。

この考えの場合、イノベーターは移り気なので、アーリーアダプターを
いかに取り込むか、がポイントといわれます。

なぜなら彼らは情報発信力が強く(早い話がおしゃべり)、影響力が強い層と
言われているからです。
彼らを上手に取り込めるとマジョリティを獲得しやすいと言われています。
ま、余談までに。

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★わりと重要★ ポジショニング その2 [マジメなハナシ]

前回はアパレルやファッションビルのMDを考えるときのマップをご紹介しました。
あ、MDってマーチャンダイジングの略ね。

今回はそれ以外の業界の場合について、特に「軸」の設定について書こうかと。

前回も「軸」がとっても重要と書いたのですが、これを間違うとエラいことになります。

軸の設定の考え方には以下の二つの考え方があります。

1.我々は市場をこう考える
 その中で我々はこういうポジションをとる

2.お客様は市場をこう考えているっぽい
 その中で我々はこういうポジションをとる

どちらも考え方としては間違っていません。

1.はどちらかというとプロダクトアウト型発想、2.はマーケットイン型発想と言えるかも。

どちらかというと1.は商品の領域が狭く、競合が限られているときに有効で、
2.の方が広範囲で市場全体を見渡すときに使うイメージかな。

例えば2.だと、、、

                   多機能
         1Boxミニバン    |
                     |     Tall型コンパクトカー
                     |
                     |            ★新商品
ファミリーっぽい――――――――+―――――――――パーソナルユース
                     |
                     |
                     |  コンパクトカー
         コンパクトミニバン  |
                     |         スポーツカー
                   機能限定

こんな感じ。

ちょっと例が悪いな。お客様目線になりきっていないなぁ。
上記の場合、ホントはお客様がどういう風に自動車ってモノを捉えているか、
という考え/知見に基づいてマッピングしなきゃいけないわけです。

つまり、お客様はクルマってのをどういう風に分類しているかってのを知らないと
書けないマップなわけです。


では今度は1.だと、、、

                  機能性 高
                     |           / ★新型
          競合D       |        /
                     |    ☆旧型
                     |     競合A
明るいファミリー――――――――+―――――――――スポーティー
                     |
                     |
                     |  競合B
                      |
                     |         競合C
                  機能性 低

こんな感じ。

競合D同等の利便性を持ちつつ、競合C以上のスポーティーさを持って
競合Aから距離を置いて市場で存在感を出す、ってシナリオです。

これは我ながら分かりやすい(過去死ぬほど書いてきたし)。
こういうマップを書いて、新商品の位置づけを表現すると、今度の商品を作るには
どうすりゃいいのか、がおぼろげながらに見えてくるわけです。

こっちは割りと簡単に調査も出来ますから、数量的に裏付けを取るのも容易です。
だってこっちの考えで2軸評価してもらうだけですもん。

結構マッピングって重要で、特に1.は分かりやすくて便利ですが、やるべきは
2.の方かな。難しいけど。調査しようにもクエスチョンエアを書くのも難しそう。
実は2.の方はワタシもやったことないです。。



ポジショニング戦略

こんな本もあった。読んだことないけど、参考になるかも。

以下本の説明です。

消費者の「頭の中」を制する者が、ビジネスを制する。情報社会の中で「売れる商品」になる、
発想と秘訣あり!
豊富な実例をもとに、戦略の立て方と実践法を説いた名著。世界中で30年間読み継がれる、
マーケターのバイブル。

マーケティング界を一変させた「新ルール」/ポジショニングとは何か?/
頭脳は集中砲火を浴びている/頭の中に忍びこむ/「小さなはしご」を見逃すな/
そこからでは、目的地にたどり着けない/業界リーダーになる必勝パターン/
追いかける側の「勝ち方」とは?/ライバルのポジションを崩せ!/
「ネーミング・パワー」をこの手に

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★わりと重要★ ポジショニング その1 [マジメなハナシ]

風邪でヘタっていたので更新が遅れました。ま、今も38.5℃あるんですが。。

んで、今回は「ポジショニング」について語ってみようかと。

ポジショニングとは、競合商品群の中で、自社の商品やお店が「どう違うか」を
マップ状に表現したものです。

アパレルやファッションビルのMDの世界では縦軸にマインド的な成熟度、
横軸に先進性をおいて、自分達がどのポジションをとるのか、を表現します。


     保守的                         先進的
 成熟 Г ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     | オーセンティック            アドバンス
     |
     |                    洗練
     |
     |           オーソドックス
     |
     |
     |
ヤング | カジュアル     ポップ       ギャル


こんな感じ。


最近は消費への意識というか高額な商品もファッション的な感覚で購入する、
ってハナシもあるので、コレである程度カバーすることも出来ます。

さて、軸の重要性については その2 で語るとして、ポジショニングマップは
自分達がどういう立ち居地に立つのか、誰と直接競合するのかを知る、
または報告するときに用いると、視覚的に分かりやすいので重宝します。

一方でその「軸」が的外れだとあまり意味を成さないマップになります。

数量化3類、コレスポンディング分析などで数量的に表現することも
出来ますが、多変量解析はプロセスがブラックボックス化するのと、
再現性がないこと、軸の意味を推察しなくてはならないので
あまりオススメできない、と言っておきましょう。

たしかに数学的/統計的には意味のある分析手法ですから、必要な方は
ソレで分析されるのも致し方ないですが。。

ただ、多変量解析はなかなか面白い結果を出すことがあります。
機会があれば一度試されてもいいかもしれません。
ソフトが高価だった記憶もありますが。。



コレでエクセル上で数量化3類、コレポン分析が出来るようです。
28,728円ナリ~

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【出店計画】 その5 そもそも戦略ってナニよ? [マジメなハナシ]

前回は1号店立地が将来戦略にも関わる、みたいなハナシで終わりました。
で、今回はその戦略ってのを書いてみようかな、と。


そもそも戦略っていうくらいなので戦争用語です。
昔大戦略ってゲームもあったでしょ(知らない?)。

コレ↓ PSP版      コレ↓DS版       コレ↓Win版


やりだすとハマるんだよな~ こまめにセーブしないと殺られるんですよね~
でもこのゲームって戦略というより戦術ゲームだよね。。
ま、おいといて。


基本的にマーケティングって戦争ベースなんですよ。ヤなハナシですが。
ロジステック=兵站だしね。


んで戦略ってのが一番上位概念で、次いで戦術、戦闘となるわけです。
コレを経営にのっけて言うと

戦略=中長期ビジョン
戦術=短期目標
戦闘=販売現場

ってところです。


なので~

戦略=目的=バグダッドを攻め落としフセインをとっ捕まえる=5年後に20店舗出店する
戦術=手段=ピンポイント空爆で敵航空戦力を無力化する=今年は2店舗出店する
戦闘=実行=F-117で夜中に出撃しレーザー誘導爆弾を落とす=100万/day売上げる

みたいに解釈できるわけです。

<F-117>



戦略、戦略と言いながら目先の話しかしない人、結構いるものですよ。
戦略を語る人が言ってはいけない言葉があります。
それは、、、

「とりあえず」

これって「まぁよくわからんからやってみ」的な発言ですよね。
ゼッタイNGです。

絵で書くと、、、
                ― 5年後目標 20店舗網を築く
               |
       中期目標 ― 店舗網を10に拡大する
             |
            ―
           |
   当期目標 ― 新たに2店舗出店する
        |
       ―
  現状 | 1号店を出店する

こんな感じ。


なので、現状業務は長期目標からブレークダウンした、「今しなきゃいけないこと」
であって、「さしあたってやっつけること」ではないんです。
人の上に立つ人は気をつけてくださいね。


で、上図のように描くとホラ、来年には2店舗出店しなきゃいけないってことは、店長を
2人育成しなきゃ、とか、用地情報を集めろ、とか仕事を逆算できるでしょ。
こういうのを「ロードマップ」って言います。
戦略を考えるときは実行可能なロードマップを描くことが重要なんですヨ。


で、戦闘=販売現場の状況を見つつ戦術と戦闘「だけ」見直すんです。
決して戦略を見直しちゃいけません。いや、利益目標とかは為替で変わったりするので
それはしょうがないんですけどね。


戦略ってのは3つの立場の人にコミットするもんじゃなきゃダメなんです。

1.顧客/社会
2.ステークホルダー/出資者
3.従業員

戦略とは、これらの人に我々は5年後とか10年後にこういう企業になっています!って
宣言するようなものなので、コレを折ってしまったらミもフタもないんです。


余談ですが、ワタシ、自分によく言い聞かせていたのが

「明日やるべきことを今日やる」

つまり明日(将来)どうなっていたいから今日どう働くか、と考えていたんですね~。エヘ。

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【出店計画】 その4 [マジメなハナシ]

今回は出店計画と商品計画両方に関わる話題を。
複数店舗出店しようと考えている方は是非ご一読ください。

複数のお店を持つと言うことは、それだけのお店の面倒をみることを意味します。
当然のことながら、売り上げや商品の維持管理という点で、日々それらのお店を
チェックして歩かなければいけません。

また、飲食店の場合、インストアでの調理時間短縮のため、プレップ段階まで
仕上げて各店舗に配送するCKを持つかどうかも問題になります。

あー、専門用語出まくりですねー。

インストア:店内でする作業全般
プレップ:下ごしらえ
CK:セントラルキッチン 下ごしらえまでし、各店舗に配送するセンター

特にCKを持つ飲食店となると電車移動は不可能ですから、クルマでの輸送になります。
と、いうことは一つの幹線道路沿い、クルマで30分圏等出店エリアが限られてくるのです。

一方の物販店やサービス業では、CKのような立地の制約は受けませんが、やはり
日々の管理のため、移動しやすいエリア圏での出店となります。

更に店舗網が拡大すると、ヘッドクォーターの直下にエリアマネージャーを、その下に
ストアマネージャーをおくと言う階層構造になってきます。
そうなると優秀なエリアマネージャーが必要なわけで、その1で書いた人材計画
モノを言ってくるわけです。

ヘッドクォーター(統括管理)
 ↓
 エリアマネージャー(地域管理)
  ↓
  店舗マネージャー(現場管理)  こんな感じですね

逆言うと1号店の立地はその後の複数店舗展開の基礎となるか足かせとなるか、の
分かれ目ですので、将来目標から考えてじっくり選んでいきましょう。

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★最重要★ターゲットカスタマーについて [マジメなハナシ]

ココがマーケティングというか商品開発の一番肝要なトコロ、ターゲットカスタマーの規定です。

よく
「ファッション感度の高い20代OL」とか
「子育てに忙しい若い主婦」とか
「アクティブに第二の人生を楽しみたいシニア」とか

その人のキャラ+ライフステージ

で決めてしまうことが多々見受けられます。


が、それは大間違いです!!!


書くべきはお客様のアンメットニーズとライフステージであって
キャラの規定はその次の段階だと思ってください。

例えば、、
「デジカメの動画撮影機能では不満な、手軽にYou Tubeを楽しみたい主婦」とか
「背が低いのでクルマの視界の悪さに困っている女性一般」とか
「爪を伸ばしているので携帯のボタンをよく押し間違える若い女性」とか

アンメットニーズ+ライフステージ若しくは属性で記載すべきです。


なぜなら、、

アンメットニーズ(潜在的なマーケットチャンス)
 ↑  ↓
それにどう応える商品なのか(商品コンセプト)

の図式がクリアに描けないからです。

ターゲットのキャラを描くのは、アンメットニーズを持った母集団の中からピンのお客様
(オピニオンリーダー的な人)を描き、デザインや開発と共通理解を得る段階で必要になる情報です。

商品開発の源流段階では
「その商品は誰のために役に立つ商品で、それは○○くらいヴォリュームがいます」
という情報だけが必要なわけです。

あなたが携帯電話会社の経営者だったら「渋谷のギャルを狙います」と言われるより
「携帯の操作し辛さに不満を持っている渋谷ギャル」と言われた方が、何を作りたいか
明確に分かりますよね。そうです、彼女達の爪でも操作性の高い携帯を作りたいんです。

そうすると自ずとデザインは渋谷ギャル目線で、機能は彼女達の使用頻度の高いものを
調査しよう、とか全社的にターボがかかってくるわけです。

ターゲットカスタマーの定義があいまいだと、他部門の人は自分達の良い様に捉え、
最終的にパッチワークのようなちぐはぐな商品になりかねません。

繰り返しになりますが、ターゲットカスタマーの規定とはアンメットニーズを持った
母集団の規定、ということをお忘れなきように。


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オススメの一冊 その2 [閑話休題]


創造的論文の書き方

この本、というか伊丹教授の本は大変勉強になります。
今の仕事でもかなり活躍してくれています。

物事を立証する方法、特に量的データに頼らずに
人をいかに説得するか、という点で知見を得られます。

特に「厚い記述」という立証方法をはじめて知ったのが
この本でした。

データによる分析も重要だけれど、消費の現場に降りて
実際の購買活動がどう行われているかを知る、ということです。


伊丹教授、かなりの履歴をお持ちの方で、この方の
授業を受けられた方を羨ましく思います。

まぁ一橋なんて難しくて入れませんでしたけど。。

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オススメの一冊 その1 [閑話休題]


マーチャンダイジングがわかる事典―読みこなし・使いこなし・活用自在

マーチャンダイジングがわかる事典―読みこなし・使いこなし・活用自在

  • 作者: 服部 吉伸
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 単行本


ワタシがこのブログに何の悪気もなく専門用語を使ってる場合があります 笑)
そんな時、コレが1冊あるとホント役に立ちます。

これからマーケティングを始める方は是非コレ、ご一読ください。



マーケティングがわかる事典―読みこなし・使いこなし・活用自在

マーケティングがわかる事典―読みこなし・使いこなし・活用自在

  • 作者: 棚部 得博
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


マーケティング事典もありますが、マーチャンダイジング事典の方が役に立ったように思います。
まぁ2冊とも非常に便利な本ですヨ。


専門用語といえば。。

ワタシ達の中ではスーパーマーケットを幾つかに分類して言い指します。
洋服や電気製品まで売っているのをGMS。
食料品に加えドラッグや簡単な日用品等も売っているのをSSM。
で、普通の生鮮品だけを売っているのをSM。

「いやさぁ~、最近のSMってすごいよ、レベル高いよ!」
とかって業界外の女の子に言っちゃったりするんですよ~
↑実話です。ドン引きされました。イヤ、マジです。

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【出店計画】 その3 オマケ [マジメなハナシ]

出店計画を立てる際、都市部であり、且つ駅前立地となると駅別の
乗降客数もチェックする必要がありますね。

で、その場合、「一つの資料で時系列を追うこと」が重要です。
というのは、資料によって乗り換え客を含んだり含まなかったり、で
バラバラの数字が出てくるので、ここはApple to Appleで調べられるよう
一つの資料で調べるのがスジです。

ワタシは「駅別乗降者数総覧」を使っていました。
便利なのですが、首都圏と関西圏しかデータがないので、
他の地方はお手上げ状態になってしまうのですよ。

その場合は仕方ないので役場に行き、適当な資料を探すことになります。
上記の通り、役場ごとに集計の考え方が違っていたりするので
県をまたぐような調査の場合、かなり難しい、というか不可能な調査になります。


09版は画像がなかったです。。
駅別乗降者数総覧(’09)

こちらは08版

駅別乗降者数総覧’08

駅別乗降者数総覧’08

  • 作者: エンタテインメントビジネス総合研究所
  • 出版社/メーカー: エンタテインメントビジネス総合研究所
  • 発売日: 2008/07/31
  • メディア: 大型本



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【出店計画】 その3 [マジメなハナシ]

今回は、マクロに出店エリアを絞り込む方法をご紹介したいと思います。

【出店計画】 その2 でご紹介したとおり、まずはご自身の出店したいお店と
そのお客さんをじっくり考えて決めてください、と書かせていただきました。

ではそういうお客さんはどういうところに多く住んでいるのか、といことを書きたいと思います。


国や県、市などはとても詳しく調査をしていますので、それを活用します。

この国の実態を知るのに最適なのは国勢調査です。コレはネットでも調べられます。

これは5年おきに調査され、どの市町村にどの年齢の人がどれくらい住んでいるとか、
単身世帯(一人暮らし)が多い地域とか、若いファミリーが多い地域、などざっくりと
エリアを絞り込むのに非常に有効な調査です。

ただ、欠点としては5年おきの調査なので、どうしても最新が2005年調査になることです。

そこで代用するのが住民基本台帳です。これは住民票を基本としているので、
住民票を移さずに引っ越した方を含まないので調査としてはやや精度が欠けますが
年次で追うことが出来ます。

しかも市町村役場まで行けば~~町~~丁レベルまで調べられるので、このエリアで!
って決めている方は一度役場まで行かれてみても良いかも知れません。

さらに利点は、このエリアはこの年齢層の人たちが徐々に増えていっている、という
時系列で調査できますので、将来性を見ることも出来るのです。


では別の見方もご紹介しましょう。

よく住みたい街ベストなんちゃらってのがありますが、生活レベルを知る方法です。
意外と簡単で、マンション・アパートの賃料相場を見ればいいのです。
一般に家賃は所得の1/3を占めるといいますので、家賃相場が高いほど
所得レベル=生活水準が高い地域だということが出来ます。

この二つを組み合わせれば、生活水準の高い若いファミリーの多い地域、という具合に
エリアを絞り込むことが出来るのです。


最後に手っ取り早い方法をご紹介します。
生活レベルも、ある程度の人口動態も知れる便利な本があります。
東洋経済社の「地域経済総覧」です。確か1万円くらい。
エリアマーケティングをされる方は必携ですよ。



東洋経済増刊 地域経済総覧2010年版 2009年 9/30号 [雑誌]

東洋経済増刊 地域経済総覧2010年版 2009年 9/30号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2009/09/24
  • メディア: 雑誌



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【出店計画】 その2 [マジメなハナシ]

意外と早く書く気になりました 笑)

今回は出店計画についてもうちょっと詳しく書いていこうかと思います。

まず、ご自身の出店したいお店についてよく再考してみてください。


誰に

どんな時に

誰と(一人で)

どんな風に

何を買ってもらうのか


要するにターゲットカスタマー(コレについてはまた詳しく書きます)の深堀と
お店の使われ方をしっかり定義することです。

では、そのようなターゲットカスタマーはどこにいるのでしょうか?
そこを深く考えて見ましょう。

例えば会社帰りのOLさんで、自分のセンスに自信があるので、高いものから
安いものまで上手にアレンジしてしまうお洒落さんを狙ったとしましょう。

会社帰りですから、当然オフィス街かターミナル駅周辺がポイントになります。
そういうお客さんですから昼休み中に商品をチェックして帰りに買うような
ケースが容易に想定されますよね。

であれば、路面に商品を陳列できる立地環境がキモになってきます。
昼間に「あ、いいな」と思ってもらい、夜は入店してソレを買ってもらう。
入店してくれればついで買いも期待できますよね。


加えてマーケティング環境についても書いておきます。

マーケティング環境とは、ターゲットを同一とする他業種の強力なアンカーが
近隣にあるか、ということです。

アンカーっていうのは自分達が狙いたいお客さんをいっぱい集める強力な
他業種のお店が通りがかりにあるか、ということです。

例えばお洒落なカフェを開きたいのであれば、お洒落感度の高いお客さんを
集める服のセレクトショップなどがあることです。

ココで重要なのが、駅からそのアンカーであるお店に行く途中に出店することです。
いくら近所にあってもその店が目的地なのですから、その先までは足を延ばして
くれる可能性は低いからです。

アンカーは何もお店に限った話ではありません。
例えば若い主婦層を狙うのであれば幼稚園や保育園のそば、ご高齢の方を
狙うのであれば図書館など、公共施設等々もアンカーとして機能します。

次はマクロで出店環境を見るお話をしたいな、と思います。

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【出店計画】 その1 [マジメなハナシ]

お店を出して商売を始めたい、という方に是非ご一読いただきたい内容です。

お店を出店する際、大きく4つのお仕事があると思ってください。

1.出店計画

2.商品計画

3.販促計画

4.人材計画

この4点をおさえなければ成長が見込めないと思ってください。

1.の出店計画は1号店の出店立地計画は勿論、店舗の維持管理や
2号店以降の出店計画を立てる仕事です。

2.の商品計画は、立地、つまりお店を利用する周辺のお客様にとって
リーズナブル(お買い得、という意味でなく)なラインアップを図る仕事です。
ロジステック、バイイングもこの一部だと考えてください。

3.の販促計画は、いかにそのお店の存在を、使ってもらいたいお客様に
知ってもらうか、そのメッセージとメディアを計画する仕事です。

4.の人材計画は、自分が仮にいなくてもお店を運営できる人材を複数人
育成することです。カラダは一つなので欠かせない仕事になります。
また、2号店以降の出店の際の店長候補を育成するという意味でも
重要な仕事になってきます。

これら4点がお店を出店する「前」に計画しておき、人材を張っておくことが
成長するお店のポイントだと考えてもらえればと思います。

その2もいつか書きます。お楽しみに、、いつになるやら。。

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ちょいワルにキめてみませんか? 本革レザージャケット [閑話休題]



革ですよ、本革。レザーのジャケットでちょいワル感抜群じゃないっすか?
もっとワルそうなのもあるけど、それはちょいワルでなく、ホントにワルなので。。。

会社に着ていけない?着てっちゃうんですよ、無理矢理 笑)
ワタシ着ていってますもん、事実。レザーのライダースで。

それにこんなの↓組み合わせちゃうんですよ


おーなんかノってきたゾ 中はこんなピンストライプで

モチ、ノーネクタイ。ボタンは2つまで開ける。

それにこんなアクセもつけちゃって 笑)


いけてるじゃないっすかー。どうです??

コレもいっとけー!!


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なーんと!2010年木目の手帳 [閑話休題]

techou_mokume.jpg


なーんと、木目柄の2010年の手帳です!
これは格好いい。。

しかし、、ワタシは既にパイソン柄の小ぶりなのを買ってしまった。。
2冊使い分けるほど用事もないし、仕事の管理はoutlookがやっている。

そもそも機密部門なのでメモ帳なんて持って出ることはもってのほか。
でも欲しい。。

お手軽な手帳をお探しの方、1冊いかがですか?



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ちょいワルにキめてみませんか? ベロアコート [閑話休題]



トレンチといってもベロアですよ、かなりちょいワルな感じです!

ワタシもベロアのトレンチ持っていますが、なんとパープルのピンストライプ。
それで普通に会社に行ってます 笑)

ベロアは高級感を感じさせるだけでなく、防寒性も高いので、薄手の割りに
暖かいのが特徴です。

どうですか、一着?


ワタシが着ているの↓ なんと1995円! 暖かいですよ

1995円です。一桁間違っていませんよ。
でもちゃんと着れますし、暖かいですよ。
見た目もビンボ臭くないですし。
意外と良いですよ、コレ

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2010年の手帳はもう用意されました? [閑話休題]



ちょっとお洒落で変わったシステム手帳をご紹介します。
2010年は黒や茶色一色の無機質な手帳から、ちょっとお洒落な手帳に変えてみませんか?

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やった!!So-netの人気急上昇「ビジネス・経済」ブログで1位になった!! [閑話休題]

sonet1stGIF.gif

わーい!!

ビッグニュースです!!
ビックリニュースです!!

So-netのビジネス・経済カテゴリーの人気急上昇ブログで
なーーーーーんと1位になりました!!

まぁ明日には塗り替えられてしまうのでしょうが。。

でもー、なんかペーペーのルーキーなのに1軍の試合に出れた、みたいな感じで
37.7℃の熱なんて吹っ飛んじゃいました!!

みなさん、アクセスしていただいて誠に有難うございます。
この場を借りて御礼申し上げます。

これからも見捨てないで~[わーい(嬉しい顔)]

はじめまして

みなさん、はじめまして。

この度、土日祝日マーケッターというブログを立ち上げました。
その名の通り、土曜日曜祝日の休みの日だけ開業する
マーケティング屋さんを目指そうかと。


ところでみなさんマーケティングって聞かれてどう思われます?

多くの方は宣伝・広告、店頭告知など、直接お客様に触れる
経済活動をご想像されるのではないでしょうか。

実はマーケティング活動とは


「商品とお客様の距離を最短化すること」


ことです。

ですので、商品開発から導入、導入後のフィードバックまで含め、
全ての企業活動の中に脈々と流れていなければいけません。

例えば非常に優れた技術があっても、

「その技術は誰にとってメリットがあるものなのか」
「その技術を使うことで誰がどのように喜ぶのか」
「他社とは明らかにどの辺に優位性があるのか」
「その技術を使うと既存商品が取れなかったお客様が取れるのか」
「その技術があれば他業界に流れていたお客様を取れるのか」
「その技術に関心のある人はどういう行動パターンをとるのか」
「そのお客様にアプローチするにはどういった手法が有効なのか」

などなど、商品のあり方自体から、コミュニケーション(宣伝・告知)まで
一貫して関わっていくことを指します。

これから事例を踏まえながらイロイロご紹介していきたいと思いますので
よろしくお願いします。


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