★わりと重要★ ポジショニング その2 [マジメなハナシ]
前回はアパレルやファッションビルのMDを考えるときのマップをご紹介しました。
あ、MDってマーチャンダイジングの略ね。
今回はそれ以外の業界の場合について、特に「軸」の設定について書こうかと。
前回も「軸」がとっても重要と書いたのですが、これを間違うとエラいことになります。
軸の設定の考え方には以下の二つの考え方があります。
1.我々は市場をこう考える
その中で我々はこういうポジションをとる
2.お客様は市場をこう考えているっぽい
その中で我々はこういうポジションをとる
どちらも考え方としては間違っていません。
1.はどちらかというとプロダクトアウト型発想、2.はマーケットイン型発想と言えるかも。
どちらかというと1.は商品の領域が狭く、競合が限られているときに有効で、
2.の方が広範囲で市場全体を見渡すときに使うイメージかな。
例えば2.だと、、、
多機能
1Boxミニバン |
| Tall型コンパクトカー
|
| ★新商品
ファミリーっぽい――――――――+―――――――――パーソナルユース
|
|
| コンパクトカー
コンパクトミニバン |
| スポーツカー
機能限定
こんな感じ。
ちょっと例が悪いな。お客様目線になりきっていないなぁ。
上記の場合、ホントはお客様がどういう風に自動車ってモノを捉えているか、
という考え/知見に基づいてマッピングしなきゃいけないわけです。
つまり、お客様はクルマってのをどういう風に分類しているかってのを知らないと
書けないマップなわけです。
では今度は1.だと、、、
機能性 高
| / ★新型
競合D | /
| ☆旧型
| 競合A
明るいファミリー――――――――+―――――――――スポーティー
|
|
| 競合B
|
| 競合C
機能性 低
こんな感じ。
競合D同等の利便性を持ちつつ、競合C以上のスポーティーさを持って
競合Aから距離を置いて市場で存在感を出す、ってシナリオです。
これは我ながら分かりやすい(過去死ぬほど書いてきたし)。
こういうマップを書いて、新商品の位置づけを表現すると、今度の商品を作るには
どうすりゃいいのか、がおぼろげながらに見えてくるわけです。
こっちは割りと簡単に調査も出来ますから、数量的に裏付けを取るのも容易です。
だってこっちの考えで2軸評価してもらうだけですもん。
結構マッピングって重要で、特に1.は分かりやすくて便利ですが、やるべきは
2.の方かな。難しいけど。調査しようにもクエスチョンエアを書くのも難しそう。
実は2.の方はワタシもやったことないです。。
ポジショニング戦略
こんな本もあった。読んだことないけど、参考になるかも。
以下本の説明です。
消費者の「頭の中」を制する者が、ビジネスを制する。情報社会の中で「売れる商品」になる、
発想と秘訣あり!
豊富な実例をもとに、戦略の立て方と実践法を説いた名著。世界中で30年間読み継がれる、
マーケターのバイブル。
マーケティング界を一変させた「新ルール」/ポジショニングとは何か?/
頭脳は集中砲火を浴びている/頭の中に忍びこむ/「小さなはしご」を見逃すな/
そこからでは、目的地にたどり着けない/業界リーダーになる必勝パターン/
追いかける側の「勝ち方」とは?/ライバルのポジションを崩せ!/
「ネーミング・パワー」をこの手に
あ、MDってマーチャンダイジングの略ね。
今回はそれ以外の業界の場合について、特に「軸」の設定について書こうかと。
前回も「軸」がとっても重要と書いたのですが、これを間違うとエラいことになります。
軸の設定の考え方には以下の二つの考え方があります。
1.我々は市場をこう考える
その中で我々はこういうポジションをとる
2.お客様は市場をこう考えているっぽい
その中で我々はこういうポジションをとる
どちらも考え方としては間違っていません。
1.はどちらかというとプロダクトアウト型発想、2.はマーケットイン型発想と言えるかも。
どちらかというと1.は商品の領域が狭く、競合が限られているときに有効で、
2.の方が広範囲で市場全体を見渡すときに使うイメージかな。
例えば2.だと、、、
多機能
1Boxミニバン |
| Tall型コンパクトカー
|
| ★新商品
ファミリーっぽい――――――――+―――――――――パーソナルユース
|
|
| コンパクトカー
コンパクトミニバン |
| スポーツカー
機能限定
こんな感じ。
ちょっと例が悪いな。お客様目線になりきっていないなぁ。
上記の場合、ホントはお客様がどういう風に自動車ってモノを捉えているか、
という考え/知見に基づいてマッピングしなきゃいけないわけです。
つまり、お客様はクルマってのをどういう風に分類しているかってのを知らないと
書けないマップなわけです。
では今度は1.だと、、、
機能性 高
| / ★新型
競合D | /
| ☆旧型
| 競合A
明るいファミリー――――――――+―――――――――スポーティー
|
|
| 競合B
|
| 競合C
機能性 低
こんな感じ。
競合D同等の利便性を持ちつつ、競合C以上のスポーティーさを持って
競合Aから距離を置いて市場で存在感を出す、ってシナリオです。
これは我ながら分かりやすい(過去死ぬほど書いてきたし)。
こういうマップを書いて、新商品の位置づけを表現すると、今度の商品を作るには
どうすりゃいいのか、がおぼろげながらに見えてくるわけです。
こっちは割りと簡単に調査も出来ますから、数量的に裏付けを取るのも容易です。
だってこっちの考えで2軸評価してもらうだけですもん。
結構マッピングって重要で、特に1.は分かりやすくて便利ですが、やるべきは
2.の方かな。難しいけど。調査しようにもクエスチョンエアを書くのも難しそう。
実は2.の方はワタシもやったことないです。。
ポジショニング戦略
こんな本もあった。読んだことないけど、参考になるかも。
以下本の説明です。
消費者の「頭の中」を制する者が、ビジネスを制する。情報社会の中で「売れる商品」になる、
発想と秘訣あり!
豊富な実例をもとに、戦略の立て方と実践法を説いた名著。世界中で30年間読み継がれる、
マーケターのバイブル。
マーケティング界を一変させた「新ルール」/ポジショニングとは何か?/
頭脳は集中砲火を浴びている/頭の中に忍びこむ/「小さなはしご」を見逃すな/
そこからでは、目的地にたどり着けない/業界リーダーになる必勝パターン/
追いかける側の「勝ち方」とは?/ライバルのポジションを崩せ!/
「ネーミング・パワー」をこの手に
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